ヘヴン
川上未映子さんの
「ヘヴン」
を読んでいます。
食道からみぞおちにかけて、
ひゅーっと自由落下したみたいな感覚
神さまを見たような神聖な気持ちと
泣きじゃくりたい気持ち
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これはリアルタイムで書き留めておかないとっ
雑すぎる一言で言うと、いじめの話
ばっきゅんと来た台詞を写した身
「ちょっきちょっきと切ってるとね、やっとふつうのことができてるような気持ちになるの」
「ふつうのこと?」
「だって安心できる時間なんてほんの少しだし、それに人生のほとんどが不安でできてるからってそれがわたしのふつうってことにはしたくないじゃない。」
「だから不安でもない、安心でもない、そのどっちでもない部分がわたしにはちゃんとあって、そこがわたしの標準だってことにしたいだけなのかも」
この人、、、
どんな経験をしたらこんな言葉がかけるの?
ひとつひとつの投げかけが、哲学的
真冬の雪が降る直前の張り詰めた空気
えぐい、そりゃあんなぐちゃぐちゃな狂気の詩を書くわけだわ。。
「…ねぇ、掃除機のコードってさ、これでお終いって意味なんだろうけど、赤いテープがついてるのよね。でもその前に黄色いテープがついてるのよ。黄色の意味ってなんだと思う?赤いのひとつでじゅうぶんだと思うんだけど」
これだけ、ひょえ。。
気になりませんか、この人の特異性。
書きながら読もうかと思ったけど、
読むが失速してつまらないので、
この辺で。
ひどいブログ主じゃわ(笑)
ぜひ、読んでみてください。
「ヘブン」川上未映子